

「ハヤブサ」の形態と飛翔が対策の要に
ジェット機時代の到来と共に、飛行場で離発着するジェット機のエンジンに、飛来した鳥が吸い込まれエンジントラブルが発生するバードストライクが世界的な問題になっていました。1990年、対策としてアメリカの空港では鳥類の天敵「ハヤブサ(ファルコン)」を訓練し、トラブルの解消を目指しました。そして、見事に成功。日本でもこの事例に学び、鷹匠(たかじょう)作戦を試みましたが、捕捉可能な「ハヤブサ」はサイズが小さく、思うような効果を得られませんでした。そこで、「ハヤブサ」の形態と飛翔を研究し採用。2000年に広範囲鳥類飛来防止装置「ZERO Falcon」の開発に成功したのです。




農場・畜産場での効果を期待
近年、酪農場では口蹄疫、豚熱(旧称:豚コレラ)等のウィルス性の感染症が多数発生しています。伝播力の強い感染症は、多大な経済損失を招く深刻な問題です。感染経路として最も注意を必要とするのが、カラスをはじめとした野生の鳥の飛来。そこでZERO Falconを設置して事前対策を講じることをおすすめします。